海水魚の病気一覧

初期段階での対処で、治癒率の高い病気です。

病名病原体初期中期末期
白点病クリプトカリオン・イリタンス 繊毛(せんもう)虫直径0.25〜0.5mm程の白点が体表、特に各ヒレの透明な部分に付着しだす。体表の一部に半透明の白く薄い膜状のものが広がってきます。魚はあまり動かなくなり、隅でじっとしている。呼吸数は更に増え、粉を吹いたような白点が全身を覆い、病魚は殆ど動かなくなる。この時期まで生存可能なのはかなり丈夫な魚種だけである。
ウーディニウム病ウーディニウム・オケラテウム鞭毛(べんもう)虫白点よりもさらに細かい薄黄色の点がエラや肩、頭に付着する。魚はじっとして動かないがポンプなどの水の吹き出し口などでボーッとしている。呼吸数が通常の2〜4倍になり体色が黒ずむ、しかし外見では殆ど薄黄色い点は目立たない。全身がまるできな粉を振ったように薄黄色の点で覆われ、呼吸はますます荒くなる。呼吸困難のため狂ったように泳ぎ回る。
水カビ病サブロレグニア(糸状菌)魚体の傷にカビのような物が付着する。カビ(糸状菌)が綿糸状になり広がって来る。糸状菌が体内、骨にまで繁殖し組織を化膿、壊死させます。鰓に付いた場合は呼吸障害を起こして死亡します。
フィンロット病(尾腐れ病)尾ビレの先端が白濁して来る尾ビレの外縁部から徐々に溶けていきます。魚種によっては尾ビレや背ビレの軟状がバラバラに裂ける事もあります。尾ビレが溶けて無くなり、付け根の筋肉まで侵されます。
リムフォシスティス病リムフォシスティス(ウイルス)ヒレの周辺に白く不透明で白点病と見間違う付着物が付いたり消えたりする。付着物がヒレの縁にそって増え、徐々に大きくなる。付着物がカリフラワーのように大きく繁殖し、口に感染した場合には摂餌が、鰓に感染した場合は呼吸障害を起こして死亡する。
トリコディナ症トリコディナ 繊毛(せんもう)虫体表の一部に半透明の白く薄い膜状のものが広がってきます。魚はあまり動かなくなり、隅でじっとしている。幹部の鱗が剥がれ落ち、肉がえぐれたようになり死亡する。

治療が困難な病気

一般人には手に負えない病気で、水産、養殖関連ではワクチンもあり、抗生物質も手に入りますので広く使われ治癒しているようですが、我々一般人には入手も使用も無理です。

病名病原体初期中期末期
ツベルクロシス結核菌餌を食べているのに痩せてくる。色艶が冴えない。鰭の先が割れ、鱗が部分的に少し立ち気味、眼が出てくる。急に餌を食べなくなる。内蔵が侵されていて手遅れです。
イクチオスポリディウム真菌餌を食べているのに痩せてくる。色艶が冴えない。鰭の先が割れ、鱗が部分的に少し立ち気味、眼が出てくる。急に餌を食べなくなる。内蔵が侵されていて手遅れです。
ビブリオ病(外部ビブリオ)ビブリオ・アンギラルム(ウイルス)鱗の剥がれ、体の傷に要注意。食欲が無くなり色艶も悪くなる。鱗は剥がれ皮も裂け、身体にも穴が開き骨まで見えるようになり、死亡する。
ビブリオ病(内蔵ビブリオ)ビブリオ・アンギラルム(ウイルス)外見では分かりません。食欲が無くなり色艶も悪くなる。身体の内部から血が滲んだように幹部がただれて来て、死亡します。

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