観賞魚用照明としては蛍光灯・LEDかHIDランプ(メタルハライドランプ)です。

蛍光灯

観賞魚用に多く使われていた照明で、価格は安いのですが欠点として、照度が低く大きな水槽では多くの本数が必要になり、今としては過去の物となります。

LED

LED、今更ですが明るく省電力。これからの主流は間違いないでしょう。

魚用高演色タイプ
4,600K(ケルビン)以上の昼光色と呼ばれる赤みの少ない色温度の物で、12,000°K~17,000°K位になると無色に近く、鑑賞上、自然に近い色になります。

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ブルーライトタイプ
420nm(ナノメーター)前後の波長を主に照射するように作られ、非常に青みの強い光を放ちますが、光量は高演色タイプよりかなり落ちます。
【サンゴの多くが生息する水深の光を再現するためと、サンゴの成長に欠かせない波長が含まれていると言われていますが、その結果、海中で赤系統の魚が黒ずんで見えるように水槽内でも黒ずんで見えます。自然に近いとは言え、鑑賞用と言う事を考え一般的には高演色タイプ蛍光灯と組み合わせて使用しています。】

海水魚飼育では余りこだわる必要は無いのですが、将来的にサンゴ飼育を考えている方は色温度(ケルビン)波長(ナノメーター)を考慮に入れて下さい。

  • 色温度(°K /ケルビン) 光源の光の色味(光色)を数値で表した物。
  • 波長(nm /ナノメーター)
 

水中アクアリュームライト
名前のままで水中に入れるライトの事です。もちろん防水で、光の届きにくい所へ光を届けるのが目的です。最近ではLEDが主流です。

HID(メタルハライドランプ)

水銀ランプ・高圧ナトリウムランプの総称で、一灯当たりの光束が大きいため効率が良く、コンパクトで超寿命と言う優れた特徴を兼ね備えていますが、欠点が無い訳ではなく、消費電力が大きく高熱を発する。そして価格が高いと言う事です。

6500K〜20000K