濾過には物理濾過と生物濾過があります。

物理濾過

ウールマット
魚の糞やエサの食べ残し等を濾し取る用途で、定期的に要交換です。

活性炭
臭いや有害物質を吸着して取り除く、定期的に要交換です。

 

生物濾過

私のお勧めは

バクテリアを繁殖させ、有害物質を無害なものへと変える、重要な役割を持った濾材です。

  • スポンジマット
    扱いは簡単ですが朽ちやすい。
  • セラミック素材
    扱いも簡単で、洗うのも楽ですが高価です。
  • バイオ素材
    扱いも簡単で、洗うのも楽ですが高価です。
  • 麦飯石
    産地によって組成が異なり、安全性の確認や減菌処理が必要で、他の濾材に比べ特に優れていると言う研究データは無いようです。濾過槽の中での使用で効果があり、水槽の中に置いていただけでは効果は期待できないと言う説も!?
  • サンゴ砂
    濾材としては3~5ミリ位の中粒。

上記はすべて多孔質で、そこにバクテリアが繁殖し生化学的濾過が期待出来ると言う考えです。

濾材としてサンゴ砂(中粒)、水槽内の底砂は目の細かいパウダー状のサンゴ砂を最低5センチ以上。安価ですし、サンゴの底砂が後々楽になります。
(底面フィルターの場合、パウダー状サンゴ砂の使用には目詰まりの対策が必要で、お薦めは出来ません。)

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循環ポンプの種類です。用途に合わせて使います。

縦型ポンプ

一般的な上部フィルターとセットになっている専用タイプや、流量調節が可能な交換用アップグレードポンプも有ります。

縦型の高性能

レイシー等の縦型ポンプは、よくあるセット水槽のポンプとは一線を画します。パワー・静音性・耐久性共に十分で、オーバーフローにも対応します。

水陸両用ポンプ

名前にもあるように水陸どちらでも使えるタイプの物で、用途が広く、水換え時には大変便利です。私の所有してる物は30年位前の物ですが未だに使えてます。

※かなり昔の話ですが、転勤の為60Hz(西日本用)から50Hz(東日本用)になり、メーカーに問い合わせたところ無償(送料込み)でHz(部品)交換してくれました (^_^;)。なので、私はポンプはエーハイムかレイシーしか使いません。

マグネットポンプ

オーバーフロー用の定番とも言える、高性能な横型のポンプです。ただし、水槽のサイズと飼育する魚種に合った流量と揚程の機種を慎重に!?

※揚程とは、ポンプが水などの流体を汲み上げる事が出来る高さの事で、これに吸込み管内の損失や吐出管内の損失で若干流量も変わってきます。

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ポンプ・濾過槽一体型タイプ

濾過面積が狭いので多くは期待できませんが静かです。濾過面積の狭さをサブフィルターで補う方法も・・・私自身、ニッソーから初の曲面ガラス水槽が出た当時やっていました。

水中ポンプ

水流の調整が主ですが設置状況によってはフィルターとしての用途も・・・サブですが!?

※パウダー状の底砂を使っている場合は目詰まりしやすいです。