引っ越し自体大変な作業ですが、魚の引っ越しも面倒です。一般的な方法はショップのように魚をビニール袋に入れて酸素を注入し、酸素漏れを防ぐためしっかりゴム止め、魚の数だけ繰り返します。※チマチマと面倒!

最近また引っ越ししたので引っ越しの多い私流の移動方法を参考までに。

事前準備

大きめの容器を2つ用意します。私の場合はたまたま手元に残ってた高さ35CM、幅・奥行き40CMの正方形蓋付きプラケース。子供が昔おもちゃ入れに使っていた物だけに年季が入ってますが頑丈です。

1つの容器には画像のようにドリルでエアーチューブを通す穴を開けておきます。

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1. 全ての電源を抜く。

2. 水槽内の物(ライブロック、魚等)を取り出しやすくなる程度まで海水を抜く。

3. 抜いた海水は捨てないで前記の2つの容器に取り置く。

4. 取り置いた容器内で濾材を洗う。私の場合、濾材を洗濯ネットに入れてあるので取り出しやすく洗うのもネットごと容器内でゴシゴシではなく揺らすような感じです。容器は2つなので2回洗います。水槽内や濾過槽内にはまだ大量の海水が残っているはずなので2回洗いをもう一回、合計2セットです。それで十分です。洗った濾材はバケツでもビニール袋でも海水が漏れないものなら何でも。※濾材やライブロックからは何時までも海水が染み出して来ますが気にしないで、多少の乾燥は問題ないですがカラカラにはしないほうが・・・

5. 魚をキャッチしやすくなる程度までライブロックなどを取り出す。取り出したライブロックなどはビニールシートなどに仮置。

6. きれいに洗った容器にエアーチューブ取り付け、一番大きいライブロックと抜いた海水を適量入れる。海水の量は一番大きなの魚の背びれが出ない程度最少で。

7. 魚をすべて容器に入れエアーポンプを作動させます。海水が漏れないように蓋をしガムテープなどで厳重に止めます。エアーポンプも動かないように蓋にテープで止めます。※引越し先で落ち着くまで、蓋を外し風通しを良くした状態で2〜3日大丈夫でした。

8. 濾過槽を含め全ての海水を抜く。ここで水陸両用のポンプがあると作業が楽です。

9. 残ったもう1つの容器をキレイに洗い、パウダー状の底砂を全て掬い出し入れます。容器内に浮いてきた海水は抜けるようであれば抜きます。その上に取り出したライブロックをすべて入れ、入りきれない物はバケツやビニール袋に入れます。

10. これで水槽や濾過槽内も全て空になったはずで、ここからは分解作業です。

11. 移送時、濾過槽内に備品を入れても大丈夫ですが水槽内には何も入れ無いほうが安心です。ガラスだと割れる危険性、アクリルだと傷つきやすいので。

以上で引越し準備は完了です。