
魚にも相性があります、個体差もあります。それでは相性の良い種同士でないと混泳は無理?
相性が悪いと分かっていても、飼いたいものは飼いたいですよね。ケースバイケースですが、例外的に出来ることも多々あります。
一例ですが
- 弱いものから先に入れて慣れさせておく
- 性格の弱いものは大きな個体を、反対に気の強いものは小さな個体から入れる
- 岩組のレイアウトでテリトリーの分散化
- あとから入れる魚は複数で
以上は極々一般的でハウツー本でも言われている事です。それでも執拗にいじめられる場合は下記を試してみて下さい。
スポンサーリンク
効果的な救助策
私の場合は次の三つの組み合わせで何とか乗り切っています。
- 水槽の中でもいじめっ子といじめられっ子の関係がよく出来ますが、そこへ大きな個体(性格の良い者)を入れることでいじめっ子に睨みをきかせる方法。
- 大型のヤッコやチョウチョウウオを飼う場合、スズメダイやホンソメワケベラ、小型のニザダイ等の、サイズや習性の違う魚も一緒にいれる。ナンヨウハギやキイロハギ等、小型のニザダイの仲間は効果的でした。
- いろいろ試して暫く様子を見ても、どうしてもダメな場合はオシオキです。いじめっ子を別水槽に隔離します。無ければプラケースでもバケツでも可で、常に新鮮な海水と保温、エアレーションを忘れずに。餌はしばらく与えない。
その間に本水槽のレイアウトを変えて、1週間後位に新参者として本水槽に戻す。一度でダメでも何度か繰り返すと少しは効果が有りますし、その間にいじめられっ子が環境になれて上手く行く事を期待します。