水質を維持するにはバクテリアやその他の微生物は欠かせません。下図は私の濾過槽ですが、濾材自体は濾過槽のサイズに比べ少ないです。では何故、水換え無しのたし水だけで維持できるのか??
※たし水とは、蒸発して減った分だけカルキ抜きした水道水を足す事。

オーバーフロー用3層式濾過槽

水質の維持=濾過槽+水槽内(ライブロック・底砂)です。
※バクテリアやその他の微生物の棲家(繁殖場所)です。

これは私の独断的な考えですが、私の水槽では濾過槽3~4割、水槽内(ライブロック・底砂)6~7割ぐらいかなって思ってます。半々ぐらいが良いとは思いますが取り敢えず足して10になれば・・・OKじゃないですか。

濾過槽の負担(小)

  • ライブロック適量に、底砂5cm以上
    良い状態を維持出来ればたし水だけでOKとなります。

濾過槽の負担(大)

  • 底砂無しにライブロックも少ない
    定期的な部分換水、又は大型濾過槽の設置は避けれません。
    ※ろ過面積を多く取るには底面式が有効です。

どちらの選択でも良いのですが、濾過槽+水槽内(ライブロック・底砂)=10になれば割合はどうでもバランスは保たれます。なので、全体でバランスが取れるように水槽内のレイアウトや、濾過槽の容量などを決めれば良いと想います。ただし、科学的な根拠は何もなく、専門家でも何でもない、ただ長く惰性でやっている管理人の独断的な見解です。

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濾材

濾材としてサンゴ砂(中粒)、水槽内の底砂は目の細かいパウダー状のサンゴ砂を最低5センチ以上です。安価ですし、サンゴの底砂が後々楽になります。
※底面フィルターの場合、パウダー状サンゴ砂の使用には目詰まりの対策が必要で、お薦めは出来ません。

ハウツー本などで、サンゴ砂(中粒)は長いうちに表面が溶けて多孔質でなくなる、なので、最近の超高性能な濾材のほうが・・・と言われています。私の濾材、もう何十年も使ってますが減った気はしません。言われる通りだと、とっくに溶けて無くなってるはず?? もしくは、表面の多孔質が無くなりツルツルに・・・

未だに表面は多孔質でザラザラ、不思議ですね、ハウツー本(著者)の方の濾過槽って激流のような流れなのかな・・・!?

簡単に溶けるんだったら珊瑚礁の海や鍾乳洞は、行くたびに形が変わっているかも!?

あまり言うと嫌われますので、今日はこのへんで (^_^;)